カテゴリ: 植木語録

その10 植木は、こんなことを思いました。

『皆が引き寄せられるマグネットカンパニーこそが、企業の理想の姿である』


▼三方よしとの違い

マグネットカンパニーの考え方は、三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)に近い考え方ではあるが、若干違います。

ビジネスを行う上で、自分(売り手)だけではなく、買い手も世間のことも考慮しないとビジネスにならないのが三方よし。

マグネットカンパニーは、その三方よしの考え方を進めて、経営者、従業員、株主、取引先、お客様、そして世間(学生、主婦、高齢者、NPO団体。。。。etc)を磁石の様に自然と引きつけている企業のことである。
注目され、愛され、支援される企業がマグネットカンパニーであると考えます。

そんな理想の企業が世の中にあるのか?

調査、研究をしてみたいと思いながら、当社も一歩でもマグネットカンパニーに近づけたいと思います。

その9 植木は、こんなことを思いました。

『企業の事業計画は、売上、利益だけではなく、社会貢献活動も加えることにより、経営者、従業員の目標の共有化が図れる』

▼当社の企業理念

『カスタネットは、いつも社会と共鳴する企業をめざし、社会貢献と事業がシンクロナイズする姿を追い求めています。』

従来の企業の社会貢献の殆どは、儲けて分配し、余れば社会貢献する。。。と言っても過言ではなかったと思います。
これからの世の中(求められている世の中)は、社会貢献を行いながら儲ける時代に移りつつあると思っています。
つまり、プールの中でシンクロ演技のような姿をどの企業も求められています。

▼多様な考え方

最近の学生、従業員の意識が大きく変わりつつあります。企業を選ぶ際に、給与、賞与、諸待遇だけではなく、企業の社会貢献についても関心を持っています。
経営者は、売上、利益を短期、中長期をどうするのかで、頭がいっぱいになります。そうなると、事業計画を立案しても、売上、利益だけに終わってしまいます。
ここに、経営者と従業員(就職活動の学生)とは意識の差が生まれています。

更に言えば、売上、利益など数値目標なら達成する可能性がありますが、社会貢献活動は終わりがなく、継続するものです。
事業計画を達成するものだけでは、モチベーションの維持が難しい局面もあると思います。

企業の社会貢献活動は、社会のためと、自社のためにあると言っても良いのであろう。

その8植木は、こんなことを思いました。

『自分自身の強み、弱みを分析し、弱み部分の知恵を提供してくれる仲間を持つことが起業の必須条件である。』

▼人に頼ることの出来ない人

起業セミナーや支援する行政組織などは、充実が図られており、起業は難しいものではない。問題なのは、3年、5年とどうやって継続するかである。
つまり、起業家ではなく、企業家になることである。

人は誰しも、強み、弱みがあります。強み部分は、自信を持って前に出しますが、弱みの部分は隠そうとしていると思います。
その弱みの部分をどう補填するか。
人に頼ることが一番早いのです。つまり、知恵袋を持っているか否か、知恵袋の種類と数を普段から意識することが、起業(企業)には必要なことである。

私の経験では、頭の良い人ほど知恵袋を持っていません。人に頼らずとも分かっていると思っているのか、頭を下げることが出来ないようである。

知恵袋の中身は、学問の知識だけではなく、人脈も含めた空気が入っている袋である。

その7 植木は、こんなことを思いました。

『自分の夢をかなえる一番の近道は、他人の夢をかなえる応援の数に比例します』


▼新たな知識と人脈

人の夢を聞き、自分の夢を語り合えることが出来るのは、ある程度の親しさがあるはずです。もっと親しくなるのは、人の夢をかなえるように自分の知識、人脈、時間を提供する事と思います。

誰も忙しい。そこを人のために動く、動いてあげようと思う気持ちが自然と湧き出ることが必要です。そうすると、相手にも伝わります。

人の夢の多くは、自分にはない異次元の世界の物が多く含まれています。その異次元の物を応援していると、自分自身の知識として生まれ変わるのです。
人脈も同じです。全く知らない人種の人達と交流が深まります。


▼自分の夢

知識と人脈が得られることにより、自分の夢に一歩近づいて行くと言っても過言ではありません。不足していた知識を補填することにより、新たなアイデアが生まれるのである。
そして、自然と構築できた人脈からの応援があるのです。

応援する数が増えれば増える程、知識と人脈は飛躍します。


他人の夢をかなえる応援をお勧めします。

その6 植木は、こんなことを思いました。

『何事も出来ることからコツコツと。しかし、一発がないと次のステージには行けない』

▼資金調達に影響

成功した企業と成功していない企業の差はどこにあるのでしょうか。
日本の多くの企業は、成功を夢みて前進していると思います。しかし、ビジネスモデルも含め、人・物・金で苦しんでいると言っても過言ではありません。
特にお金について、銀行しか資金調達の方法がない中小企業は苦しんでいます。
企業業績を上げないと銀行からは、運転資金を借りることは難しくなり、借りられても金利が高く、返済期間が短かったりします。
業績が上がる(黒字)ということは、半分近く税金を納めることになります。

銀行への返済が、税金を納めた残り額より少ないと新たな融資を受ける必要はありません。
しかし、税金を納めた残り額より、銀行の返済が多くなると融資を受けないと運転資金は不足になります。
日本の殆どの会社は、後者です。

中小企業経営者の感覚は“納税のために銀行から新たな借金”と言っても過言ではありません。

▼悪循環から抜け出すには

口で言うには簡単、全ての経営者は思っていると思います。
『一発当てたい』
大きな一発でなくても、銀行返済が無くなるような。。。
更に、『一発当てるためには、日々、コツコツも大切』と思っています。
一発とコツコツは矛盾するようですが、親和性があるようです。

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