本日発行のメールマガジンに書かせて頂きました。

17日の宮津講演での出来事の中の一つ

講演が終わると涙を流しながら、初老の女性が近づいてきました。

「○○の母です。その節はお世話になりました・・・」

中学校時代の同級生で、その家に何度か遊びに行った同級生の母親でした。
高校進学以降、一度も会えていなかった。
その同級生が十年程まえに、くも膜下出血で急死したのです。
葬儀にも間に合わず、ご縁をつなぎ止めようとする意志の弱さに何度も反省したものです。
その後、初盆など何度かお参りに行かせて頂きました。
その時に「植木さんだけです。息子のことを忘れず、お参りに来てくれているのは・・・」

出版した「小さな企業のソーシャルビジネス」を購入して頂きましたのでサインをさせて頂きました。
『天国の○○君元気ですか。本を出すこともできて頑張っています。またな。。。』

よい縁のつなぎ方は、生きている人だけではないのかもしれない。

合掌。