PHPビジネスレビュー 5・6月号に私が参加している『求根塾』のことが写真付き(私は小さく写っています)で紹介されています。

?イエローハットの創業者・鍵山秀三郎の生き方、考え方に学ぶことを目的としての塾である。
人間として、社会人として、経営者として学ぶことの多い塾生として参加させて頂いております。

全国の書店で販売されていますので、お買い求め下さい。


更に、その5・6月号では、PHP総合研究所社長 江口克彦氏の特集が掲載されています。 松下幸之助から直接聞いた言葉を「松翁論語」として一冊の本となり、その本の中からの紹介です。
(私は、年に2回程、江口社長から直接聞く会にも参加しています)


以下、”松下幸之助哲学「松翁論語」を読む”から

現場で汗を流してこそ、ほんとうの知恵が生みだせる。

かつて、ある経営者が「知恵ある者は知恵を出せ、知恵なき者は汗を出せ、それもできないものは去れ」と言い、感銘を受けた別の経営者が、その言葉を額装して社長室に掲げるとともに、社員にもこの言葉を言って聞かせている、という記事を読んだことがあった。

私はなるほどと思い、松下幸之助さんに「いい言葉ですね」と伝えたところ、松下さんはしばらく沈黙したあとで、次のように言った。「わしなら、そんな言い方はせんなあ。そんな考え方ではあかんわ」 『まず汗を出せ。汗の中から知恵を出せ、それができない者は去れと、こういうように言うなあ』と話してくれた。

これは、まず身体を動かすこと、即ち、体験することが大事だということだ。身体も動かさず、ただ机の前にすわって知恵を出そう、アイデアを出そう、工夫しようと思っても、なかなか生み出せるものではない。
たとえ、「いい考えだ、いいアイデアだ」と思ってみたところで、それは机上の空論に終わることが多い。
そうではなく、体験をし、汗を流し、ときには涙を流すという経験を積重ねることによってほんとうの知恵というものは生み出されてくるのだと、松下さんは教えてくれた。


ほんとうの知恵は、現場の汗の中にある。。。忘れないようにしたい行動指針である。