その8植木は、こんなことを思いました。

『自分自身の強み、弱みを分析し、弱み部分の知恵を提供してくれる仲間を持つことが起業の必須条件である。』

▼人に頼ることの出来ない人

起業セミナーや支援する行政組織などは、充実が図られており、起業は難しいものではない。問題なのは、3年、5年とどうやって継続するかである。
つまり、起業家ではなく、企業家になることである。

人は誰しも、強み、弱みがあります。強み部分は、自信を持って前に出しますが、弱みの部分は隠そうとしていると思います。
その弱みの部分をどう補填するか。
人に頼ることが一番早いのです。つまり、知恵袋を持っているか否か、知恵袋の種類と数を普段から意識することが、起業(企業)には必要なことである。

私の経験では、頭の良い人ほど知恵袋を持っていません。人に頼らずとも分かっていると思っているのか、頭を下げることが出来ないようである。

知恵袋の中身は、学問の知識だけではなく、人脈も含めた空気が入っている袋である。