その6 植木は、こんなことを思いました。

『何事も出来ることからコツコツと。しかし、一発がないと次のステージには行けない』

▼資金調達に影響

成功した企業と成功していない企業の差はどこにあるのでしょうか。
日本の多くの企業は、成功を夢みて前進していると思います。しかし、ビジネスモデルも含め、人・物・金で苦しんでいると言っても過言ではありません。
特にお金について、銀行しか資金調達の方法がない中小企業は苦しんでいます。
企業業績を上げないと銀行からは、運転資金を借りることは難しくなり、借りられても金利が高く、返済期間が短かったりします。
業績が上がる(黒字)ということは、半分近く税金を納めることになります。

銀行への返済が、税金を納めた残り額より少ないと新たな融資を受ける必要はありません。
しかし、税金を納めた残り額より、銀行の返済が多くなると融資を受けないと運転資金は不足になります。
日本の殆どの会社は、後者です。

中小企業経営者の感覚は“納税のために銀行から新たな借金”と言っても過言ではありません。

▼悪循環から抜け出すには

口で言うには簡単、全ての経営者は思っていると思います。
『一発当てたい』
大きな一発でなくても、銀行返済が無くなるような。。。
更に、『一発当てるためには、日々、コツコツも大切』と思っています。
一発とコツコツは矛盾するようですが、親和性があるようです。