(株)カスタネットの植木です。

昨年の12月から今年にかけて試したことがあります。


▼ カンボジアからのDM

読者の中にも、私が書いた葉書がカンボジアからクリスマスと2月に届いた方がおられると思います。
あまりにも大きな反響になってしまい、アチコチで返す言葉失い少々困っています。

それは、昨年の秋のある日のことでした。
もうすぐ、年賀状の季節 どうしょうかと思っていると。。。。


      『そうだ! 海外からのボランティア年賀状だ!』
         と。遊び心の神様がやって来ました。

カンボジアの小学校建設活動をPRする葉書により、その建設資金確保と当社の紹介など一石二鳥を狙いました。
そのためには、カンボジアで投函すると効果が出ると思い、そのために宛名はタックシールやプリンターの印字ではなく、全て手書きしたのです。

誰が見ても私の文字です。
代筆ならもっときれいな文字になります。。。。


            その汚い文字が良かった!

それは、どう見てもカンボジアで走り書きをして投函した様に見えたのです。
勿論、カンボジアの切手も貼ってあります。


▼ DMの内容を少しご覧下さい。

              文具をカンボジアへ
         トレア小学校の新校舎建設活動にご支援を!

中古文房具を回収してカンボジアのカンダール州プレックスバイ小学校などに寄贈する活動では、全国の皆様から多数の文房具を送付して頂き、有り難うございました。

現地視察から、今にも壊れそうな“小屋”が教室であったり、トイレのない学校が多数あることを目の当たりにして、新校舎建設へと活動を展開していくことにしました。

今回の活動は、寄付金に頼らず使用済みトナーカートリッジを財源にすることは、単に学校建設に終わるのではなく、新しいビジネスモデルで環境、社会問題を解決しながら事業を行うソーシャルベンチャーを日本に根付かせる第一歩にしたい想いからです。

お知り合いの企業様などの紹介、使用済みトナーカートリッジの提供など引き続きご支援をお願い申し上げます。

ホームページをご覧下さい。
http://www.castanet.co.jp/


        カスタネット代表取締役社長 植木 力が

          カンボジアの小学生に出会った!

          そして学校建設活動をはじめた・・。


▼ 御礼のメールや電話を頂きました。

事例その1.(大手企業)
大量に届いた年賀状の中から、唯一この葉書だけが社内回覧されました。

事例その2.(新年の挨拶時に)
年末年始はカンボジアで過ごされたのでしたね。カンボジアの正月はどうでしたか?

事例その3.(週一度程会っている知人から)
いつ、カンボジアに行ったの?

事例その4.(中小企業経営者)
届いた葉書を見ていると涙がでました・・・。

事例その5.(異業種交流会の事務局)
是非、この活動について講演してほしい・・・。


▼ カンボジアに行っていないのです。

多くの方からは、カンボジアにボランティアに行かれて葉書を・・と大変喜んで頂いたり、感動があった様なのですが。。。
実は、カンボジアには行っていないのです。

NGOの(財)国際開発救援財団 http://www.fidr.or.jp/ カンボジア現地事務所に小包で送り、現地の方に切手を貼って頂き投函したのです。

勘違いされた方、ごめんなさい。。。。

しかし、二回にわけて書いた葉書、その数約800通。
手首が腱鞘炎になりました。
神様のお叱りかも!


▼ 国際規約を知りました。

知人にDMコンサル会社をやっている人がいまして、国際DMは国際規約で禁止になっていることを知りました。
国内郵便料金より、海外からの郵便料金の方が安い場合があるので、それを防ぐ規約らしい(詳細は不明ですが・・)
そこで、規約に触れない様にと考えました。

・ 宛名を手書きにすることにより、私的葉書の様に見せかけました。
・ ご支援を頂いているNGO現地事務所の住所を印刷しました。
 (ここまで、しなければ行けないかどうかも不明ですが・・・)


      紙の媒体でこんな成果が出るとは思いませんでした。

           さあ! 次ぎはどんなDMを!

次回、私からのDMを受け取りたい方は、是非ご連絡下さい。
ueki@castanet.co.jp  で登録しておきます。
世界中どこでもOKですが、時期など全くの未定です。

(編集注:ちなみに僕も登録をお願いしました。コヤマン)


▼ 紙の媒体、京都新聞の成果

前回の原稿で紹介しました京仏具の(株)小堀様とプレス発表の内容が2月17日京都新聞の夕刊に大きく掲載されました。
1段換算で82cmの記事。カラーの写真付きです。

新聞のタイトルは、『カスタネット 金箔 張るとどんな音?』でした。
このカスタネットは、当社のことではなく、楽器のカスタネットなのですが、読まれた方は、当社と勘違いがありましたね。

では、掲載記事をお読み下さい。


> 子供たちに京仏具の伝統技法「金箔押し」を体験してもらおうと、京仏具の老
> 舗メーカーが今春から、京都市山科区にある工房に近接する百々小の総合学習
> を支援する。子供たちとって身近なカスタネットの内側に金箔を張る実習で、
> 出来上がった「金箔カスタネット」の一部はカンボジアの小学校に寄贈する計画だ。
>
> 支援するのは京仏具製造会社の「小堀」(下京区)。これまで自社の工房で、
> 観光客や修学旅行生らを対象に有料の金箔押し体験教室を開いてきた。
> 今回はオフィス用品販売会社の「カスタネット」(南区)からカスタネット
> 提供を受け、無償で小学生たちに体験学習をしてもらう。
>
> 作業は、カスタネットの内側に合成塗料を塗って厚さ1-2ミクロンの金箔を
> のせ、綿で押して張りつける。今春、六年生になる百々小の児童約百人が総合
> 学習の時間に工房を訪れて挑戦する。
>
> カスタネット社は、中古文房具を回収してカンボジアに届ける活動を進めてお
> り、児童たちは金箔を張ったカスタネットを余分に作って、カンボジアの小学
> 校へ贈ることにしている。
>
> 小堀の小堀進専務は「京都の伝統技術を体験してほしい」と言い、百々小の林
> 政広校長も「体験学習を、京仏具の歴史やカンボジアについて学ぶ機会に」と
> 話している。


▼ 数えました。

カスタネット”は文中と写真説明も入れて計8回、“小堀”は計3回。
社名の良さを感じた新聞記事でした。。。

しかし、人の会社の軒先を利用して宣伝させて頂いた様で申し訳けない気持ちです。
小堀さまお許しを!

(株)小堀様 http://www.kobori.co.jp/ の工房でカスタネットに金箔を!

京都観光のついでに是非どうぞ!!

Written by 植木 力株式会社カスタネット 代表取締役)