2009年12月

メディアに掲載されることがメディア戦略と思っている方が、非常に多い。

掲載されることが目的ではなく、その掲載をどう活用するかである。

もっと言えば、メディア戦略を考えるプロセスが一番大切なのですが、今回は活用のノウハウについて公開します。

12月13日京都新聞に掲載 http://ueki.biz/488.html されましたが、何をしたのか。。。

まず、新聞を必要部数購入します。

翌日の14日(月)、朝9時前に取引銀行である京都銀行の本店に行き、シャッターが上がると同時に担当営業の2階に駆け上りました。
新聞(注!コピーではない)を担当営業に渡そうとしましたが、あいにく、お休みとの事。

預けようとしていると、営業部長が小走りに来て「植木さん、新聞にでていました」と手には、京都新聞を切り取っていたものを持っていました。

営業部長とは、新聞の話し、堀田力さんとの会話のウラ話しなどもしながら、当社の経営状況も。。。

勿論、持参した新聞はそのまま置いて、京都銀行を後にしました。


会社に戻り、新聞を1部、堀田力さんに送る準備。
使用済み点字用紙の一筆箋にお礼などを書きました。

掲載された京都新聞社から堀田さんに新聞は送付されると思いますが、それよりも早く届けることが、意味があるのです。


二つの活用事例とも、簡単で出来そうで出来ないことです。

カンボジアへの支援財源は、使用済みのトナーカートリッジを回収して、リサイクルトナー製造会社に提供することで得られる資金をあてていました。

今年の夏、残念なことにそのリサイクルトナー製造会社が経営不振になり、その循環サイクルが崩壊してしまいました。

当社は、カンボジアへの活動を行うことで、経営危機を乗り越えてきましたので、ここは、何としても活動を継続し、社会企業家を目指す、それがあたりまえの社会に。。。と、使命があるものと。。。

安定的に活動資金を確保でき、売上を伸ばしたい商品ということで。

トナーカートリッジ! リサイクルトナーだけではなく、純正品も汎用品も!

その時に悩みました。

収益の一部とするのなら、どう計算するか?
商品毎の収益計算は、実質不可能に近いのです。

&emojibulb;売上金額なら、日々管理している売上データから可能である。

何%にするかシュミレーションをしてみましたが、薄利のビジネスでもあり、多くは出来ない。
最終的には、トナーカートリッジ売上の1%にしました。

収益の一部ではなく、売上からに決めたことが、なんと日本の先端を走ることになり、時流に乗り始めたと言っても過言ではありません。

ブログにコメントされた方のブログをお読み下さい。
http://plaza.rakuten.co.jp/camphorac/diary/200912210000/

そして、最近のCMでは、売上から寄付をする企業の広告が出はじめました。CSR(企業の社会的責任)を意識されている会社の、次の戦略は間違いなく、売上から計算する方式に変わり始めているのである。

先日、さわやか福祉財団の堀田力さんにお会いした時、堀田さんも同じことを話されており、当社が売上から寄付の計算を行うことで、お褒めの言葉を頂戴しました。

こちらの都合で決めたことが、偶然にも時流に乗り始めています。

12月25日クリスマス。 これもサンタさんからの贈物かもしれません。

あと数日で今年も終わります。

この一年、一瞬に終わってしまったと言っても過言ではありません。

そして、節目である10期目がスタートする年でもあります。

その前に26日、27日は、創業以来初めてになる慰安旅行です。
秘境の大牧温泉 http://www.oomaki.jp/

赤字のあかでも落とし、飛躍の10年の準備をしてきます。

本日の京都新聞、14面の福祉のページに掲載されました。
http://www.kyoto-np.co.jp/fukushi/column/dan/dan091222.html

堀田さんの言葉で”そこまで褒めるか”の嬉しい文面になっています。

先日、小学校時代の恩師と会う機会があって、恩師の奥様は、宮津女学校時代に、教師であった堀田さんのお母さんから授業をうけたとこ事。

となると。。。

私の亡き母も同じ年代なので???

力(つとむ)と力(ちから)、堀川高校出身と堀川高校近くの町家開放、共に生まれは京都府宮津市、母と母が接点?、共に名刺の裏面を活用http://www.t-hotta.net/teigen/business/index.htmlなどご縁があります。

塾長である、鍵山秀三郎氏からは”ご縁を大切”であると教えられています。
ビジネスもご縁を大切にすることから始まると思う今日この頃です。

清水寺の今年の漢字は”新”でした。来年は”力”に!

京都新聞をご覧下さい。



20日の掲載であると情報を入手しました。(12.10現在)

堀田力さんの事務所から連絡が入りました。

12月13日(日)京都新聞・福祉ページ「暖流」のコーナーに掲載用の原稿確認でした。

エ!早いです。

驚きました。

きっと、13日は堀田さんの担当は決まっていたと推測します。
1日に町家に来られたのは、原稿締め切りのギリギリだったのかもしれませんね。。。

13日は、京都新聞をご覧下さい。


届いた原稿は、記念として大切に保管することにしました。


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