2004年08月

(株)カスタネットの植木です。

文房具も販売する会社が『文房具を買うな』とは何を言い出すのやら・・


▼ 京都市ごみ減量推進会議から講演依頼

京都市ごみ減量推進会議と京都商工会議所が共催による「ごみ減量実践講座」を9月から2月まで計5回、主として企業の方向けに行っている講座に事務局の方から講演の依頼が入りました。

 1月13日(木)13:30~16:00 京都商工会議所2階教室

依頼テーマは、「次をひらく鍵は企業の社会的責任にあり」
            ~環境経営とCSR~


▼ ゴミの減量は、ゴミになるものを買わないことです。

企業も行政機関もグリーン調達を意識され、エコ商品を購入しています。
しかし、エコ商品であっても商品を製造するためにエネルギーを使い、環境に影響を与えています。
そして、最後にはゴミになります。まず、買わないことを考えるべきですよね!

文房具で言えば、年度末に予算を使いきる官公庁に問題があります。
ゴミの減量のため・環境のために予算を残すべきと思いませんか!

全ての官公庁とは言いませんが、何かの用事で行かれた時に書棚を見て下さい。
新品のファイルばかりです。文房具をどこまで再利用しているか疑問です。


▼ 文房具の購入予算を0(ゼロ)にします。京都市長になったら。。。

聞くところによると、京都市は1兆円も借金があるとのことなので、非常事態の対策を兼ねて。。。。

文房具は、市民・企業などから中古文房具を寄付してもらいます。
集まった文房具は、障害者施設などで仕分けを行い、新品の半額程度で京都市が購入します。
余ったものは、他の市町村に販売すれば良い。
(官公庁の財布を小さくするべきです!)

▼コピー用紙に環境保護税を導入します。総理大臣になったら。。。。

スーパーで卵、オフィス用品ではコピー用紙がその販売会社の価格物差しの様に扱われて、コピー用紙が安いと全て安いと勘違いさせられています。
(当社も少し責任がありますが。。。)
その結果、販売する側の利益は殆どなく、低価格競争に入っています。

買う側からすれば、喜ばしいことと思いますが、それで良いのでしょうか?

コスト意識がなくなり、無駄にコピー用紙を消費しているのが、日本の企業内での実態です。
つまり、買う時は1円2円が気になり、消費する時はそれが100円分であっても気になっていないのです。

地球の森林保護が問題になっているのに、こんなに紙を消費して良いものでしょうか!
 再生紙も同じです。再生するためにエネルギーを使用しています。
更に言えば、物流時のエネルギーと排ガス・・色々な問題があります。

紙の消費を減らすには、この低価格競争を止めるべきです。
競争が止められないとしたら、コピー用紙に環境保護税を導入して、100倍の課税をかけてみてはどうでしょうか。
コピー用紙が1枚100円になれば、無駄な消費はなくなります。


▼ 子供たちに聞いてほしい

小中学校で講演する時は、必ず話すことがあります。
文房具は、使用しているものが無くなってから、買ってネ! 買う時は、エコ商品を! 
身近な文房具の話なので、どこでも真剣に聞いてくれています。


▼ 大手通販会社の姿勢に文句を言いたい!

エコ商品で思い出しました。

某大手通販会社(A社)のカタログが手元にあれば、見て下さい。
グリーン購入について前面に出しているのに、オリジナル商品はエコ商品に全てなっていない。

真剣に環境負荷の低減を考えている企業なら、オリジナル商品は最初に全て出来るはずです。
オリジナル商品を開発した理由は、環境を忘れて低価格路線を行っているとしか思えてなりません。

大手企業は、『本物の活動』をしてほしい!


21世紀は、利益追求だけで社会に優しくない会社は、つぶれる時代と思います。

まず、私たちが本物企業か偽物企業か冷静に見極める必要がありますね!


アルコールが入っての原稿書きで、チョット過激になりました。


Written by 植木 力株式会社カスタネット 代表取締役)

(株)カスタネットの植木です。

友人から、第38回原稿の完成式典ボランティア募集の件、普通では思いつかないことを、どうやれば閃くのですか? と聞かれました。

学校建設をビッグニュースにしたい想いが、神様に伝わっているのでしょう。と答えたいところですが・・笑ってごまかしました。


▼ 意外性があるからニュースとして生まれるのです。

ここまで、色々な切り口でカンボジアへの活動をニュースにしてきました。
学校が完成して、カンボジアの子供たちが喜ぶ姿はニュースになると思いますが、建設中(完成近い)では難しい。

意外性もなく、新鮮さもないのでニュースにはなりえません。

そこで、PRの魔術師が考えた秘策が“ボランティア募集”です。
旅費等もボランティアの方に負担して頂くので、当社としてはお金のかからない募集(秘策)です。

ある新聞記者さんは、ボランティアに行かれた方の話しを記事にしたい。と言い、
他の記者さんは、植木さんとボランティアが映っている写真を帰国後に提供してほしいと依頼されました。

つまり、今回の秘策が次回、学校完成ニュースの“呼び水”となったのは間違いなしです!

今回のニュースは、メディアコンサル植木としても勉強になりました。


京都新聞に続き。。。。
▼ 週刊京都経済新聞にも掲載されました。

。。。。以下、掲載記事。。。。

8月9日発行 News Digestのコーナーに掲載されました。


● 校舎竣工式でボランティア募集

オフィス用品販売を手掛けるカスタネット(京都市南区、植木力社長)は、カンボジアに建設中の小学校校舎の完成竣工式を実施するボランティアを国内で募集している。
募集人数は若干名で、現地までの交通費は自己負担となる。
又、現地の小学校に寄贈する中古文房具の運搬も行う。
竣工式は10月4日に開催される予定。カスタネットは使用済みトナーカートリッジ回収して、カンボジア中部のトレア村の小学校校舎建設の資金を集める活動に取り組んできた。


ところで、京都の経済に興味のある方は、この新聞の購読をお勧めします。
ベンチャー企業の紹介など全国紙では掲載されないものが記事となっています。
それと、横書きなので読みやすい!
http://www.kyoto-keizai.co.jp/ 是非購読を!(宣伝費は頂いておりません)


▼ 産経新聞にも写真付きで掲載されました。

8月10日朝刊に、7cmX10cmの写真付きでした。

。。。。以下、掲載記事。。。。
カンボジア寄贈の新校舎完成
現地ボランティア募集  カスタネット

オフィス用品販売のカスタネット(京都市南区)は、同社がカンボジアのコンポンチュナン州トレア村のトレア小学校に建設資金を寄贈した新校舎の完工式が十月四日に開かれるのに合わせ、現地でのボランティアを若干名募集する。

場所は首都プノンペンから北約百にあり、約二十の中古文房具の運搬や子供たちとの交流を行う。

参加条件は旅費交通費、宿泊代、食事代などを自己負担で行える人。
問合せは同社(電話075・681・9100)へ



▼ カンボジアに遊具を贈りませんか!

第30回のコラム http://www.mankai.biz/ueki/index.html でも書いた通り、校舎だけではなく、遊具もあれば子供たちはもっと喜ぶと思います。
必要なものと費用は以下の通りです。

 1.ブランコ 2台×2基   84,000円
 2.鉄棒   2基      36,000円
 3.滑り台  1基      60,000円
 4. その他備品

呼びかけをしていたところ、株式会社ワコールの〇〇さんが遊具購入費用の一部にと、ポケットマネーから! 
有難うございました。


遊具購入費用に寄付をお願いします。

寄付金は、国際開発救援財団 http://www.fidr.or.jp/ から現地での購入費用となります。
この財団は、特定公益推進法人の認定を受けており、寄付金は免税の対象となります。


▼ 企業利益は有効性のあるところへ

中小企業、ベンチャー企業の社長様、勿論大企業の社長様へ

汗水流しての働きで得た利益、税金で盗られる(あえて、この表現)なら、有効性があり、形に残る物(トレア小学校の遊具)に寄付をしませんか!
寄付された遊具は、私が現地で写真撮影など責任を持って確認してきます。

『宜しくお願い申し上げます』


Written by 植木 力株式会社カスタネット 代表取締役)

(株)カスタネットの植木です。

カンボジアのコンポンチュナン州トレア村、トレア小学校の校舎建設を5月に着工して9月には完成することが確定しました。


▼完成式典ボランティア募集

10月4日(月)トレア村あげての完成式典が予定されています。
その式典に若干名のボランティアを募集します。

ボランティアの内容は、約20Kgの文房具を手荷物としてカンボジアまで持って頂くこと、当日は事前に送った文房具の配布と子供たちと交流などです。

旅費、宿泊代、食事代、保険など全て負担して頂き、万が一事故の場合も一切の責任はとれませんが、一生のうちで、そう経験出来ないことです。


尚、応募者多数の場合は、私が決めさせて頂きますね。

社内で私が決めると話したところ、従業員から、女性・若い・可愛い人を選ぶでしょう!と責められました。


▼ 私のスケジュールは

10月3日(日)関空11:45発 タイ経由でプノンペン17:45着

4日(月)プノンペンから北100Kmのトレア村へ

5日(火)市内観光→プノンペン18:50発 タイ経由
6日(水)関空7:30着

つまり、ホテル2泊、機内1泊 過酷な旅です。

参考までに関空、プノンペンの往復航空券は約66,000円程度。


▼ 持ち物

女性の方は、日傘があった方が良いと思います。
日よけではありません。トイレ用です!
あとは、USドルさえあれば問題ありません。


ここまで読まれてよし! と思われた方は、ご連絡下さい。
Ueki@castanet.co.jp


▼ どこまで続くニュース

中古文房具を回収してカンボジアの小学校に寄贈すると発表したのが、二年前の3月。
この間、新聞・テレビ・ラジオ・雑誌など数えられない程ニュースになりました。

文房具の話題が一巡したら、小学校建設、更に他社のニュースにも登場しました。
同じ話題で、ここまで引っ張れるとは誰れも想定していなかったと思います。

今回は“学校が完成する”でニュースにしたいと思い、10月は“完成した”でニュースになります。
完成した時のニュースは、地元KBS京都テレビと新聞各紙と話しています。

10月4日の完成式典には、日本のテレビ局(目標はNHK)の現地取材を狙っています。
残された時間は、二ヶ月。現地取材に向け頑張ります。


▼新聞に掲載されました。

8月5日(木) 京都新聞の朝刊 27面に掲載されました。

。。。。以下、掲載文。。。。。

カンボジアの小学校
完成式典を手伝うボランティア募集

 オフィス用品販売のカスタネット(京都市南区)は、ボランティア事業でカンボジアに建設しているトレア小新校舎の完成式典で作業を手伝うボランティアを募集している。

 完成式典は十月四日にプノンペン北方約百のトレア村で開かれる。
ボランティアは式典の当日に現地まで中古文房具を持っていき、地元小学生に配布したり、
交流事業などを手伝う。

 対象は年齢性別不問、十万円程度の旅費、宿泊代、食事代を自己負担できる人。
人数は若干名。応募者多数の場合は選考。
申し込みは同社 電話 075-681-9100へ



数人の方から問合せが入っています!


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赤字のベンチャー企業が始めた、社会貢献活動。NGOに借金しながらの学校建設。

中古文房具の寄贈が第一ステージなら、学校建設は第二ステージ。
今回も多くの方からご支援を頂きました。

支援に支えられている、こんなベンチャー企業の活動をお知り合いの方にご紹介=『メール転送』をお願い致します。


皆さんのメール転送が、大きな社会貢献につながるものと思っています。


      よろしくお願い致します。


Written by 植木 力株式会社カスタネット 代表取締役)

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