2004年06月

(株)カスタネットの植木です。

メディアコンサル第二段!
メディア戦略について興味を持たれている読者の方が多い様なので、事例とし紹介します。

尚、メディアコンサル希望の方は、ご連絡下さい。
(修行中の身ですので、お安くしますよ)


▼ 新聞掲載の成果

朝日新聞と週刊京都経済新聞に掲載され、大きな成果が出ました。

ところで、皆さんが思う『大きな成果』とは何でしょうか!? 
新聞に掲載されたら成果? 問い合わせの電話、売上が上がったら成果?

たしかに、それも成果かもしれません。
直接的成果であり、メディア戦略を追求していくと、もっと大切な間接的成果が出て、経営戦略につながって行くのです。

今回の直接的成果は、売上が急上昇したとのこと!
新聞を見て、はじめて買いに来た人。以前に購入した人が来店されたとのこと。
購入した店が新聞に掲載されると、嬉しくなり、買って行かれるそうです。

店舗がメディアに出る、それも広告ではなくニュースとして掲載された場合の反響の大きさには驚かせられました。
(コンサル植木も勉強になりました)


▼ 間接的成果

結論から言えば、プレス発表を行なうことが出来れば成果と言って良いと思います。
プレス発表を行なうのにお金も要りませんし、制限事項もありません。
殆どの企業は何故活用しないのでしょうか?

簡単な答えです。

発表要領が分からないのとニュースをニュースと思っていないからです。

       。。。。。成果。。。。。

□ 競合他社との優位点(ここが売り!)を書くことにより、営業トーク、社内での共通言語になります。
□ 売上目標を書くことにより、マーケティングをしますよね。
□ 売上目標(あくまで目標であっても)から、社内体制、製造体制、資金繰りを冷静に考えられます。
□ プレス発表に合わせ、チラシなどの広告宣伝も考えます。
□ いつプレス発表、と決めておけば社内のスケジュールが明確になりますよね。
□ 社内の士気が上がりますよね。


新聞等に掲載されると。。。
□ 従業員の家族などに会社の仕事内容を知ってもらえます。
  (家族の応援得られます)
□ 販売先、仕入れ先、銀行などに信用が得られます。
□ 新聞のコピーが営業ツールにもなります。
□ 人の採用時など企業PRをしやすくなります。

その他、メリットは多数あります。

プレス発表は行なったが、新聞にも掲載されたが、成果の出る活動をされていない場合があります。
ここで、メディアコンサルが威力を発揮するのです。


▼ メディアコンサル第二段。

店に行き、早速、商品を見ると。。。
売りが見えない!

特色を聞くと「今までにないデザインと生地の良いものを使用した」とのこと。
私の答えは、駄目! ニュースにならない。

   『素人の私が見て感じないものは、記者さんも感じません』

それから、一週間後電話が入りました。

見に行くと。。。すばらしい!
丹後ちりめんのふろしきを素材に浴衣と甚平が出来あがっていました。
浴衣は、ウエスタン風の編上げなど洋装の仕立てになっていました。

30分程で商品の“売り”を箇条書きして帰り、原稿を作成

6月11日プレス発表、翌12日京都新聞に写真付きで大きく掲載されました。


▼ いつも通り(京都新聞に登場)

前文省略。。。収益の一部は、大日本製造の社内ベンチャー、カスタネットが進めているカンボジアの小学校建設に寄贈する。

今回も他社のプレス発表に登場しました。


▼ 経験ない人でも出来る

ニュースはつくるもの、企業の大小、業種に関係なくプレス発表ができます。
広告宣伝費用の一部で大きな成果(直接的成果&間接的成果)が得られます。
一度、チャレンジされることをお勧めします。

Written by 植木 力株式会社カスタネット 代表取締役)

(株)カスタネットの植木です。

前回の原稿に多くの方から感想を頂き、ありがとうございました。
感想などのご意見を皆さんにお伝えします。
尚、皆さんが興味持たれている、詐欺師の具体的行動については、OPENにする予定です。お楽しみに!


▼ ご意見、ご感想の紹介

□ 東京のAさん

「詐欺師」が詐欺を働いた後のフォローがさらに絶妙なので、
カスタネットが繁栄しているのではないでしょうか?
詐欺師を支える面々にも乾杯!
でも、本当に植木さんって詐欺師にはみえないところがまた詐欺師ですよねーー。
失礼しました(笑)。


□ 京都府京丹後市の友人、Bさん

今回のメルマガ(145号)はきっと大反響のことでしょう。
たいへんにおもしろく、また、興味をもって見た方多いと思います。
高校からの親友ですが騙された私が悪いので何も後悔はしてません。
これからも「アスクル」を倒す意気込みで騙し、騙しの賢い詐欺師になってください。
ペテン師にだけはならぬように「初心」を忘れるなよ。
 

大手のサラリーマンを経験したものでないといえないとこをついてます。
毎日、稟議書を書いている私にはよくわかる話で、「ごもっとも」で稟議の添付資料を要求するのが現状です。
要求せずに提出して頂ける企業の姿勢がそのものが企業の将来がみえる気がします。
騙され歴30年のBです。


▼ Aさんの感想から

詐欺師は、そう見えないのが詐欺師ですよね。
騙していると相手に知られたら、騙したことにはならなくなり、騙されたふりをすれば、騙すことになります。
人生もビジネスもお互い、騙し騙され、そこに人生の楽しさがあると思います。
(皆さんは、騙し派? 騙され派?)

当社は、『顔の見える通販(想いをつたえる通販)』ですが、お客様、取引先様との、駆け引きを楽しみたいですね。

社員にこんなことを話しました。詐欺師の親分は私ではなく社員の、そう貴方かもしれません!と。


▼ Bさんの感想から

何も思わず原稿を書いたのですが、Bさんからの感想で、
大手のサラリーマンを経験したものでは言えないことを書いていましたね。

特に、大日本スクリーンでは、営業部門の管理業務に携わっていましたので、
販売権限基準、与信管理、稟議書(必要な資料)などが知らないうちに身についたと思います。


▼ 販売権限基準と与信管理

多くの企業では、新規取引をする場合のルール、値引きする場合のルールが社内にあります。
値引きでは、その額(率)により決済者が決められています。
新規、値引き決済は現場(営業部門)に任されている場合が多く、
大手企業は社内に審査部門を設けて、与信管理をしています。

詐欺師の力で、いざ取引が始まったとしても定期的にチェックが入る与信管理を切りぬける必要があります。
勿論、商売が順調で与信上問題がなければ良いのですが、ベンチャー企業の場合は、ほとんどアウトです。

なんとかして『カスタネット+メーカー営業部門 VS 審査部門』の構図に持ち込むことをしないと、安価仕入れの継続は難しくなります。

どうやって、難しい構図に持ち込む?

詐欺師の出番です。
その結果、オフィス家具を安価販売の継続ができるのです。
価格のお問い合わせは、 Info@castanet.co.jp まで。


▼ 詐欺師がバレ始めた?

詐欺を繰り返したからなのか、メガネを変えたからなのか、詐欺師みたいと言われることがあります。
詐欺師に見せかけるのも詐欺のテクニックでもありますが、世間にバレてきたのではないかと不安になっています。


      「詐欺師の学校にもう一度入校しようかな~」


Written by 植木 力株式会社カスタネット 代表取締役)

(株)カスタネットの植木です。

知り合いの大学生(立命の某君)と話していると、彼の夢はカスタネットの様な物品販売会社を起業させたいとの事。

カスタネットは、どうして安く販売(安く仕入れ)が出来ているのですか?
と彼だけではなく、多くの方から質問を受けます。

実績もないベンチャー企業が安価仕入をどうやって達成できたのか!
殆どの商品が激安仕入となっていますが、オフィス家具を例に説明したいと思います。


▼ 安価仕入のポイントに秘密はありません。それは詐欺師になることです。

例が悪いですが、結婚詐欺として人をだました場合、だまし方について後で、それを書いたり、話したりすることは難しいですよね。

だます瞬間は、相手との駆け引き、見えない空気の様なものが作用しているから難しいと思います。

安価仕入のポイントである、見えない空気を理解して頂くため、皆さんを無料で「詐欺師の学校」にご案内します。


▼詐欺師もマーケティング

結婚詐欺師も一つのビジネスとした場合、キッチリとマーケティングをしていると思います。
お金を持っているか・どんな言葉に弱いのか・だまされやすい年齢・その人に合ったアプローチ要領など、長年で身についた動物的感覚で行なわれているはずです。


注意!社内では『詐欺師社長』と呼ばれていますが、結婚詐欺していません。


仕入価格交渉を行なう場合は、その業界のことを調査する必要があります。


▼ 底値を聞き出せ。

商品のコストには、材料費などの製造原価・工場部門が営業部門に払出す価格。
又は、仕入(OEM)商品の価格、メーカー希望価格(定価)があります。
更に言えば、メーカー内での販売決済金額(担当決済、営業所長決済・営業部長決済・役員決済)を知ることです。

どうやって聞く? ここで、詐欺師の出番です。

例えば、メーカーの担当に担当では決済できない金額を要求すると、
「この金額は部長決済。。」「仕入原価より安いので。。」
勿論、相手のごまかし言葉にだまされない様にしながら、相手から情報を引き出します。

こんな事を繰り返していくと、商品の価格(底値)が見えてきます。
話しの中から、自社工場での製造商品か仕入れ商品がわかったら、詐欺師の学校では、進級できます。

ここで知り得た、底値情報などを公言してはいけませんし、メーカーの前などでは、知らない素振りをすることです。
更に、一番重要なのは、底値価格を要求する価格交渉してはいけません。

相手は、サラリーマン。社内での立場も考えて特別価格の決済が出る様に話を進めます。


▼ PRできる資料は、すべて渡すこと。

商品を買う方(=こちらが客)で、どうしても会社のPRは少なくなります。
しかし、会社案内・新聞のコピー・ホームページのコピーなど手元にあるものはすべて渡します。

何故? 渡した資料は、特別価格決済の申請書に添付されるからです。
つまり、担当者が特別申請、上司が決済しやすくしてあげるのです。


    **ここで社会貢献活動の資料が活用できるのです**


特別価格の決済をする場合、支払の確認、与信状況も重要な判断材料です。
殆どのベンチャー企業は、ここでアウトです。
当社の様に、ベンチャー企業が社会貢献活動を行なっている。
それが掲載されている新聞を読まれた、決裁者はどう思うでしょうか?
きっと、ベンチャー企業でも順調に売上を伸ばしていると。。。。

ここです! 詐欺師は嘘をつきますが、勘違いは詐欺にあたらないですね。
(まあ、詐欺と勘違いは紙一重かもしれませんが。。。)


ベンチャー経営者の方へ

取引先との信頼を得るために、出来る範囲で社会貢献活動を行なってみませんか?
ノウハウをお教えします(先日から有料にしました)


▼ 定価を分析せよ

オフィス家具メーカーは、日本で数社あります。

同じ寸法の机でも同じ定価ではありません。
全ての商品が高い(安い)のではなく、商品によりバラツキがあります。
分析を進めて行くと、各メーカーの定価戦略が見えてきます。
データを持った上(詐欺師は持たずに)で、交渉すると一つの武器になります。

多くのお客様は、価格を定価の〇%で話されますが、目安になっても安い商品が買えるとは言えませんね。
定価が違うのですから。。。


▼ 直販は安くない

立命の某君もそうでしたが、商品はメーカー→問屋→販売店より、メーカーから直接買う方が全て安いと思っておられる方が大半ではないでしょうか。
購買関連の仕事をやっている方で、そう思っておられる方は勉強をやり直した方が良いですね。

ITの時代、直接購入した方が中間業者のマージン分だけが安いと思われがちですが。。。

しかし、メーカーの営業マンが直接営業すれば、人件費、諸経費は膨大な金額になります。
しかも商売は代金の回収が基本です。
代理店販売から直販にすると与信管理を問屋の数社から販売先の全てにしなければいけません。


少し、違う話しを。。。。

激戦業界であるオフィス用品の通販。
大手通販の未回収の売掛債権は莫大な金額になっている様子です。
回収のリスクは、販売店に任せていますので、大手通販会社は安心していると思いますが。。
しかし、未回収の金額が10万円あるとして、粗利益10%、経費5%と計算すると10万円の損失を挽回するのには、約200万円の売上が必要です。

代金回収のリスク、経費を少なくして、大量販売するには、メーカーを頂点にビラミッドの販売形態の方がメーカーにとっては良いのです。
メーカーはピラミッドを自ら壊す直販価格は提示しませんよね。
(勿論、全てがそうだとは言えませんが)


▼ 詐欺師は顔色変えない。

準備が出来れば、いよいよ価格交渉です。

ポイントは一つ、どんな話をした時にでも顔色を変えてはいけません。
嘘をついたら、顔が赤くなる人がいますが、その人は価格交渉には向いていない人です。
正しく言えば、顔色を変えないのではなく、場面に合った顔色に変える事です。
これが、詐欺師の極意です!


カスタネットはどんなに安いか?

あるメーカーのオフィス家具の販売では、日本で上位の販売会社と競合になることがあります。
過去の実績は“全勝”です。
購入実績の少ないベンチャー企業が大手販売会社に何故勝てる!?
更に、オフィス家具も販売している“文房具屋さん”が当社に発注してくるのです。

勝つための詳細説明は、有料の「詐欺師の学校」で行ないましょうかね!

最後に一つ、“全勝”していると、既存販売店から横槍が間違いなく入りますので、それまでに新たなアクションを起さないといけません。
例えば、メーカーの上層部(社長・専務クラス)とパイプを太くする。。。
(暗い道にも注意しながら・・・。これは冗談ではありません!)


▼全国対応していますので、ご一報を!

全国どこの販売店からメーカーに発注しても、メーカーの配送便で納入する形態となっています。
勿論、机1台、椅子1脚でも対応しています。
購買担当の方などに連絡して頂き、ご一報下さい。
info@castanet.co.jp


殆どの販売店は、取り扱っているメーカーが限られています。
こんな小さいベンチャー企業が、全メーカー品を扱い、しかも大手販売会社に負けない価格を出せるのは
『事業の神が細部に宿っている』からですね!


「詐欺師の学校」の授業はいかがでしたか?
このタイトルで出版しても面白いかも・・・と思っています。

PS.このメルマガを読まれているオフィス家具メーカーの方には
  『お詫び致します』

Written by 植木 力株式会社カスタネット 代表取締役)


(株)カスタネットの植木です。

第21回 「特別原稿! 緊急アピール!」では、
心臓病の子供がアメリカで心臓移植をするために募金活動。。。。と皆さんにお願いしました。


▼先日、FAXが届きました。

小倉有加(ゆか)さん手術は大成功

現地時間5月22日午前3時40分手術を開始して有加さんの身体に新しい命が移植されました。
6時間あまりの手術でしたが無事終了。
経過は世界でも名医であるラックス博士から直接
「手術は出血も少なくまた移植した心臓も元気に動いている」との説明を受けました。
11時35分には、意識が少し回復し「よく頑張ったね」の声にゆっくりとうなずいていました。
これから拒絶反応や感染症などの心配はありますが一日も早く回復して元気な姿を見せてくれると信じています。
そしてドナーになっていただいた18歳の男性、ご家族の皆様のあたたかい真心にあらためて深く深く感謝致します。
またこれまで励まし、応援してくださいました、数多くの皆様にも心より感謝致します。ありがとうございました。
これからもどうかよろしくお願い致します。(小倉 千明・真由美)

        ・ ・以上、原文のまま・・

有加さんを救う会  http://www5.nkansai.ne.jp/users/yuka/


    早く元気になってほしいと思います。


▼ ドナーカードvsノン・ドナーカード

インターネットで『ドナーカード』で検索してみると、亀岡の大本教がノン・ドナーカードをPRしていました。
http://www.oomoto.or.jp/Japanese/jpBiet/ndc.html

大本には知人も多いのですが、はじめて知りました。
たしかに、生命の尊厳とか考えると難しいことがあるのだな~と考えさせられましたね。

しかし、一人の子供の命が助かったのは事実で、
それに多くの方々が協力されたことにはエールを送りたいと思います。


▼ 前回のコラム、第30回『幸せを呼ぶ黄色のメール』をお知り合いの方に転送していただき、
大きな輪になることを期待しています。
これは、仮に宗教が違っても多くの方が賛同していただけると思います。

『皆様の“力”を私に下さい!』 力(ちから)からのお願いです。
 この言葉、選挙に向いていますね。。。。

       宜しくお願い致します。


▼ 『幸せを呼ぶ黄色のメール』のカードを作成しました。

ドナーカードで閃きました。

上記のメール転送をお願いしても、時間とともに忘れられてしまいますね。
そこで、いつものカードを作成!
カードには『コラム第30回をお知り合いの方にメール転送をお願いします』
などボランティア的な表現になっています。

カードの色は、勿論黄色です。

Written by 植木 力株式会社カスタネット 代表取締役)


↑このページのトップヘ