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事業の神は細部に宿る~ベンチャー奮闘記 by 植木 力

事業の神は細部に宿る~アスクルをぶっ壊すと叫ぶベンチャー奮闘記(植木 力)<うえき ちから>
ホーム > 植木語録
Profile
植木 力 (うえき ちから)
年齢 51歳
所在地 京都府
血液型 A型
.
株式会社 カスタネット
代表取締役社長・社会貢献室長

文房具を販売する会社が、中古文房具を回収してカンボジアの小学校に寄贈するボランティア活動から生まれた『21世紀型ビジネスモデル』を全国に展開中。

"文房具は買わないで!"をテーマに、小中学校の総合学習の時間などで平和や物の大切さについて講演を行っており好評。

1958年 京都府宮津市(丹後由良)で生まれる。

・京都府立峰山高校を卒業(地元からは最初で最後の学生)
・戦闘機が好きで、航空自衛隊に入隊(国産初の対艦ミサイルXASM-1の開発プロジェクトなどに従事)
・大日本スクリーン製造(株)では工場の購買、開発管理課長など管理系の仕事に従事する。
・社内ベンチャー制度の第一号にて2001年2月3日創業。

平成16年度(財)さわやか福祉財団 ワンモアライフ勤労者ボランティア賞受賞

鍵山秀三郎(㈱イエローハット創業者・現、相談役)の考え方、生き方、精神を後世に伝える「求根塾」の塾生として活動中

各大学の非常勤講師

複写ハガキ伝道師
社会企業家伝道師

著書:
・事業の神様に好かれる方17カ条

・さぁ夢を語ろう(70人の元気な夢)

私の夢:200X年3月24日 妻の誕生日に本を出版する。
→2008年12月4日に出版

次の夢:マグネットカンパニーになれるように
.
植木力のベストセラー著書

全国の書店・インターネットにて絶賛発売中
『事業の神様に好かれる法 17ヵ条』読書感想サイト

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植木語録

その10 植木は、こんなことを思いました。

『皆が引き寄せられるマグネットカンパニーこそが、企業の理想の姿である』


▼三方よしとの違い

マグネットカンパニーの考え方は、三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)に近い考え方ではあるが、若干違います。

ビジネスを行う上で、自分(売り手)だけではなく、買い手も世間のことも考慮しないとビジネスにならないのが三方よし。

マグネットカンパニーは、その三方よしの考え方を進めて、経営者、従業員、株主、取引先、お客様、そして世間(学生、主婦、高齢者、NPO団体。。。。etc)を磁石の様に自然と引きつけている企業のことである。
注目され、愛され、支援される企業がマグネットカンパニーであると考えます。

そんな理想の企業が世の中にあるのか?

調査、研究をしてみたいと思いながら、当社も一歩でもマグネットカンパニーに近づけたいと思います。
その9 植木は、こんなことを思いました。

『企業の事業計画は、売上、利益だけではなく、社会貢献活動も加えることにより、経営者、従業員の目標の共有化が図れる』

▼当社の企業理念

『カスタネットは、いつも社会と共鳴する企業をめざし、社会貢献と事業がシンクロナイズする姿を追い求めています。』

従来の企業の社会貢献の殆どは、儲けて分配し、余れば社会貢献する。。。と言っても過言ではなかったと思います。
これからの世の中(求められている世の中)は、社会貢献を行いながら儲ける時代に移りつつあると思っています。
つまり、プールの中でシンクロ演技のような姿をどの企業も求められています。

▼多様な考え方

最近の学生、従業員の意識が大きく変わりつつあります。企業を選ぶ際に、給与、賞与、諸待遇だけではなく、企業の社会貢献についても関心を持っています。
経営者は、売上、利益を短期、中長期をどうするのかで、頭がいっぱいになります。そうなると、事業計画を立案しても、売上、利益だけに終わってしまいます。
ここに、経営者と従業員(就職活動の学生)とは意識の差が生まれています。

更に言えば、売上、利益など数値目標なら達成する可能性がありますが、社会貢献活動は終わりがなく、継続するものです。
事業計画を達成するものだけでは、モチベーションの維持が難しい局面もあると思います。

企業の社会貢献活動は、社会のためと、自社のためにあると言っても良いのであろう。
その8植木は、こんなことを思いました。

『自分自身の強み、弱みを分析し、弱み部分の知恵を提供してくれる仲間を持つことが起業の必須条件である。』

▼人に頼ることの出来ない人

起業セミナーや支援する行政組織などは、充実が図られており、起業は難しいものではない。問題なのは、3年、5年とどうやって継続するかである。
つまり、起業家ではなく、企業家になることである。

人は誰しも、強み、弱みがあります。強み部分は、自信を持って前に出しますが、弱みの部分は隠そうとしていると思います。
その弱みの部分をどう補填するか。
人に頼ることが一番早いのです。つまり、知恵袋を持っているか否か、知恵袋の種類と数を普段から意識することが、起業(企業)には必要なことである。

私の経験では、頭の良い人ほど知恵袋を持っていません。人に頼らずとも分かっていると思っているのか、頭を下げることが出来ないようである。

知恵袋の中身は、学問の知識だけではなく、人脈も含めた空気が入っている袋である。
その7 植木は、こんなことを思いました。

『自分の夢をかなえる一番の近道は、他人の夢をかなえる応援の数に比例します』


▼新たな知識と人脈

人の夢を聞き、自分の夢を語り合えることが出来るのは、ある程度の親しさがあるはずです。もっと親しくなるのは、人の夢をかなえるように自分の知識、人脈、時間を提供する事と思います。

誰も忙しい。そこを人のために動く、動いてあげようと思う気持ちが自然と湧き出ることが必要です。そうすると、相手にも伝わります。

人の夢の多くは、自分にはない異次元の世界の物が多く含まれています。その異次元の物を応援していると、自分自身の知識として生まれ変わるのです。
人脈も同じです。全く知らない人種の人達と交流が深まります。


▼自分の夢

知識と人脈が得られることにより、自分の夢に一歩近づいて行くと言っても過言ではありません。不足していた知識を補填することにより、新たなアイデアが生まれるのである。
そして、自然と構築できた人脈からの応援があるのです。

応援する数が増えれば増える程、知識と人脈は飛躍します。


他人の夢をかなえる応援をお勧めします。
その6 植木は、こんなことを思いました。

『何事も出来ることからコツコツと。しかし、一発がないと次のステージには行けない』

▼資金調達に影響

成功した企業と成功していない企業の差はどこにあるのでしょうか。
日本の多くの企業は、成功を夢みて前進していると思います。しかし、ビジネスモデルも含め、人・物・金で苦しんでいると言っても過言ではありません。
特にお金について、銀行しか資金調達の方法がない中小企業は苦しんでいます。
企業業績を上げないと銀行からは、運転資金を借りることは難しくなり、借りられても金利が高く、返済期間が短かったりします。
業績が上がる(黒字)ということは、半分近く税金を納めることになります。

銀行への返済が、税金を納めた残り額より少ないと新たな融資を受ける必要はありません。
しかし、税金を納めた残り額より、銀行の返済が多くなると融資を受けないと運転資金は不足になります。
日本の殆どの会社は、後者です。

中小企業経営者の感覚は“納税のために銀行から新たな借金”と言っても過言ではありません。

▼悪循環から抜け出すには

口で言うには簡単、全ての経営者は思っていると思います。
『一発当てたい』
大きな一発でなくても、銀行返済が無くなるような。。。
更に、『一発当てるためには、日々、コツコツも大切』と思っています。
一発とコツコツは矛盾するようですが、親和性があるようです。
その5 植木は、こんなことを思いました。

『最初は短距離走、次は終わりのないマラソン、そして、下りのエスカレーターを上っている感覚になれば起業家から企業家の仲間入りである。』

▼質問に対して、答えが変わる自分がいた

創業間もない頃、感想を聞かれると「無我夢中で走っています」と答えた記憶があります。ほんとに、右も左も分からず走っていたと思います。
1日が終わるとホットして、まるで短距離走を全力で走った後のような気分でした。

数年後、「次々と先の電柱を目標に走っているマラソン気分。ただマラソンは42.195Kmとゴールはありますが、ゴールは見えない」と答えました。
起業して、走り始めるとゴールはないことを痛切に感じました。しんどくて、止まれば倒産である。

最近の質問には「下りのエスカレーターを上っている感覚」と答えています。
マラソンは、止まらなくてもスピードを落とすことは可能です。しかし、下りのエスカレーターは、止まることも、上るスピードさえも遅く出来ません。足をしっかりと上げて一段、一段、上に行かなければなりません。

▼下りのエスカレーター

ビジネス全て、止まれば終わりです。
次から次へと新たな問題にも立ち向かう必要がありますし、現状に満足して止まると一瞬に下まで落ちてします。常に、新たなチャレンジを行う必要があるのです。

人・物・金とビジネスに必要なものですが、全て満足に揃っている企業は皆無であろう。
揃っていなくても、少しでも上の段に上っておかないと、いざと言う時に下まで落ちないように頑張る必要があります。


こんな感想をある経営者の方にお話しすると「植木さんも企業家ですね」と言われました。
その4 植木は、こんなことを思いました。

『出来ない理由の説明ではなく、どうすれば出来るかを経営者は聞きたい』


▼○○だから出来ない

「忙しいから出来ない。。。」 私だけではなく、多くのサラリーマンの方は、一度や二度、身に覚えのある言葉ではないでしょうか。
忙しいから出来ない。なら、暇になったら出来るのでしょうか。
又、受注が大量に入り、生産が追いつかないと言う工場関係者もいると思います。
忙しいから、受注が多いから。。。そんな出来ない説明を聞いても何も前に進みません。

「○○をすれば(実行する上での費用、体制も)出来ます」の言葉を、管理する側、経営者は待っています。


▼考え方の紙一重の違いで、成果は大きく変わる

○○だから出来ないと置いてしまうのか、それとも、○○をすれば出来ると置くのか。
少しの差と思う人も多いかもしれないが、成果は大きく違うのである。
出来ないと置いてしまった人は、工夫せず(工夫を考えず)安易に発したのが殆どのはずである。

それに比べ、出来るとした人は、自身の工夫だけではなく、組織の工夫、他部門も巻き込んだ全社的な取り組みも含まれているはずである。


▼評価

管理側、経営者は『どうすれば出来るか』の言葉をいつも発する必要があると思います。

○○だから出来ないと言う人の評価は、Dランク。

○○をすれば出来ると言う人の評価は、Sランク。

管理される立場から、管理する立場に変わり、そして経営者になると考え方は大きく変わりました。
その3 植木は、こんなことを思いました。

『お客様が神様なら、取引先は仏様、関わっている人に感謝する気持ちがないとビジネスにならない』

▼近江商人の三方よし
企業の社会貢献(CSR)のセミナーは、大繁盛しているとのこと。その時に必ずと言っていいほど“近江商人の三方よし”が引合に出されます。
実際、私も講演時にこの話しを例に出すと、聴衆の反応が良いのです。

ビジネスにおいて、当事者の売り手と買い手だけではなく、社会全体の幸福につながるものが必要の意味で、売り手よし、買い手よし、世間よし、の三方よしである。
近江商人は、地元で商売するのではなく、地縁、血縁のない地域に行商に行き、富を築いたのです。その他国での商いの心構えを説いた教えが、三方よしである。


▼ビジネスの基本
お客様の足元をみて、荒稼ぎするのではなく、適正利潤で販売する。
仕入先に対しても、買いたたきするのではなく、適正利潤を確保してもらう。
今の世の中、競争が激しい中、適正利潤の確保は難しいのは事実です。
しかし、自分だけ儲かったらよいと思っていると、必ずと言っていいほどしっぺ返しはあります。

ビジネスに関わっている人、社会に感謝する気持ちを持つことが、今も昔しもビジネスの基本である。
その2 植木は、こんなことを思いました。

『名刺が威力を発揮するのは、営業だけが持つことではなく、社内勤務、パートなどそこで働く全員が名刺を持つことからはじまる』


▼名刺代をケチる会社は衰退する

営業で顧客企業に行き、オフィス用品を発注している担当の方と名刺交換する機会があります。 すると申し訳なさそうに『すいません、名刺がないのです。。。』

何故、会社は女性に名刺を与えないのか?

・外出することがないので必要ではない。
・来社する業者は、社名、住所、電話番号などの基本情報は知っているので必要ではない。
・使用頻度から経費削減を行っている。
・名刺は営業だけの物と思っている。
・職場の小さな諸問題に気配りする人材がいない。

名刺とは何ぞや! 単に“名前のカード”と思い、名刺代をケチる会社は衰退すると言っても過言ではありません。


▼名刺一枚でモチベーションが変わる

外出しない事務員であっても、プライベートにどこに勤務しているか、友人、親戚などから質問を受けていると思います。

その時に名刺があれば『こんな会社に勤めています』と自信を持って言えることにより、会社、仕事に対しての姿勢が大きく変わるはずです。


▼名刺一枚でも広告宣伝

広告宣伝は、チラシや新聞などの媒体だけではなく、名刺もそのツールである。
営業だけが配るより、事務員も含めた、より多くの人が配る方が広告宣伝の確率は向上する。

名刺の威力は、働く全員が名刺を持ち、名刺交換を行うことで、その威力は飛躍的に向上します。


経営者の方:名刺はどうなっているか、諸問題に気配りする人間はいるか、確認されることをお勧めします。

従業員の方:全員が名刺を持っていない会社なら、上司に提案されることをお勧めします。

もし、上司が“無駄”と言われたなら、衰退する企業と思い、転職も検討されてはいかがですか。(少し過激な発言になりました)
その1 植木は、こんなことを思いました。


『企業の社会的責任(CSR)の三原則は、その企業の最大限を行う。継続する。一番大切なのはトップの率先垂範である。』



▼その企業の最大限を行う

企業の社会貢献=お金と考える経営者も少なくないですが、お金だけではなく、物や場所の提供、人的パワーの提供なども含まれる。社会的責任とは、社会に貢献するだけではなく、その企業で働く全員が活動を通じて、意識改革を図ることに大きなメリットがあります。

つまり、お金だけの提供では、意識を変えることは出来ません。
CSR冊子や社員教育だけで、企業の社会的責任と言っている、偽物活動の中に大企業が以外と多いのには驚く限りです。


▼継続する

一度や二度の活動で企業の社会的責任を果たしているとは言えません。目先の成果を求めるのではなく、コツコツと継続をし、振り返ると社会的責任を果たしていると思うようにならなければならない。つまり、社会的責任は、過去形なのである。


▼トップの率先垂範

大企業では、CSR推進室の部署を設けて担当者任せにする風潮がある。企業である限り、部署を設置すると半年、一年の短いサイクルでその部署の成果を求められます。
成果を求められても予算が少なく、どうしても小さな、誰にでも出来るテーマに走ってしまいます。企業の最大限を行うには、組織の下からの動きではなく、トップダウンが必要なのです。

そして、トップが参画しない活動では、従業員の意識改革は生まれず“やらされている”と思い本来の活動ではなく、虚像に終わってしまいます。