ある人からのお手紙の一部です。

厚みがなくなる

自分のことで精一杯。
周りを気遣う余裕などない。
厳しい現実を生きるには仕方ないこと。
他人のことより、自分のことを優先する。
当然、あたりまえ。

自分のことしかできない人間は、厚みがなくなる。
薄っぺらな存在になる。
反対に、他人のことを優先すれば、見えてくることがある。
譲ることのできる人。
黙っていても気遣いのできるスマートさ。
後ろ姿が美しい。

深みのある人でありたいものだ。
味わいのある、懐の深い、そんな人を目指そうではないか。
やればできる。
譲ってみよう。