あるNPO法人がNHKで紹介される。。。とあるメルマガが届きました。


以前から注目している開発途上国を支援しているNPOであるが、実名は出さないことにします。想像して下さい。




もう3年~4年前、カンボジアの小学校に校舎を寄贈した後だったと記憶しています。

京都商工会議所が、そのNPO代表の講演会を企画しており、誘いを受けましたが所用で参加することは出来ませんでした。
講演会が終わってからそのNPOの代表と食事をしました。


まず、思ったのが
多くの人々に広める、広めたいミッションと、それを実現さすことの難しさを理解していないこの代表とは何ぞや!

成果が出ていない現時点でも周りの大人たちは、そのミッションに酔っている、この現実!
ミッションに皆が感動し、支援し、素晴らしいと言っていた中で、唯一、私だけが否定していました。

それは、新しいビジネスを通じて開発途上国を支援しようとする素晴らしいミッションであるが、ビジネスの“ビ”も知らず、社会経験も全くない若者が、日本でも難しいビジネスを開発途上国で行おうとしていたからである。
私でもわかることを周りの大人たちは、何故、気づかないのか不思議であった。


一つは、話しが上手であった。
出来ていないことを、出来ていると嘘は言っていないが、聞く側は勘違いしているのではないかと思った。

もう一つは、企業の思惑が見え隠れしていたのではないか。
企業の社会貢献(CSR)と言われ始めた頃だったので、大手企業にとってメリットの可能性もあり、そのNPOを支援する金額は微々たるものだったと思います。

大手企業が支援するからメディアに取り上げられる、メディアに取り上げられるから企業は支援する。その循環(悪循環)により、NPOの団体、代表は勘違いしたのではないか?


その後もアチコチで代表が講演を行っていると聞いているが。。。

私も講演する機会が増えてきて思っているのが、話しをきれいに終わらすために、小さなことでも強調することがあります。
それを何度も話すうちに勘違いしている(勘違いしそうになった)自分を発見したのでした。

現に私だけではなく、知人の講演を聞いたときに過去の経緯と違うことを話していましたが、本人は強調しすぎている認識がないのです。

きっとNPOの代表も、講演活動が増え、話し上手だからこそ自分の話しから勘違いしているのではないかと思います。


そのNPOの活動の現実はどうなっているのか
素晴らしいミッションを掲げ立ち上げた開発途上国でのビジネスは、完全に失敗して日本で行っています。
あのミッションこそ何とか実現してほしかったと思いますし、そこにあのNPOの価値があったのです。

その失敗はあまり公表されず、次のビジネスを始めたのです。

それも始めたばかりで成功するとは限りませんし、他のNPOなどがその開発途上国で数年前から行っているのですが、苦労の連続と聞いています。

今回のNHKの放送はどのようなものになるかわかりませんが、失敗したミッションではなく、始めたばかりのビジネスらしい。。。
NHKの大人たちも、数年前に私が見た光景のようにミッションだけに酔っているのではないかと思います。

偶然、先日NPOの活動を支援しているNGOの方と話している中でそのNPOの事になり、昔に支援要請があったが、代表の説明と会話から支援を断った。。。

疑問を感じたのは、私一人ではなかったことを知り、ある意味安心しました。


こんなことを書いたのは、NPOの活動が悪いとかを言いたいのではなく、素晴らしいミッションを何とか成功してほしいからです。
そして、企業は若者の活動を自社の利益を優先するのではなく、真剣に支援してほしいと思うからです。
支援は金銭だけではなく、助言も含まれるはずです。


そして、メディアはカメラアングルの良いものだけを世に伝えるのではなく、その地に根を下ろし頑張っている人々も伝えるべきと思います。

私の考えを思い出しながらNHKを見て頂きたいと思います。