その4 植木は、こんなことを思いました。

『出来ない理由の説明ではなく、どうすれば出来るかを経営者は聞きたい』


▼○○だから出来ない

「忙しいから出来ない。。。」 私だけではなく、多くのサラリーマンの方は、一度や二度、身に覚えのある言葉ではないでしょうか。
忙しいから出来ない。なら、暇になったら出来るのでしょうか。
又、受注が大量に入り、生産が追いつかないと言う工場関係者もいると思います。
忙しいから、受注が多いから。。。そんな出来ない説明を聞いても何も前に進みません。

「○○をすれば(実行する上での費用、体制も)出来ます」の言葉を、管理する側、経営者は待っています。


▼考え方の紙一重の違いで、成果は大きく変わる

○○だから出来ないと置いてしまうのか、それとも、○○をすれば出来ると置くのか。
少しの差と思う人も多いかもしれないが、成果は大きく違うのである。
出来ないと置いてしまった人は、工夫せず(工夫を考えず)安易に発したのが殆どのはずである。

それに比べ、出来るとした人は、自身の工夫だけではなく、組織の工夫、他部門も巻き込んだ全社的な取り組みも含まれているはずである。


▼評価

管理側、経営者は『どうすれば出来るか』の言葉をいつも発する必要があると思います。

○○だから出来ないと言う人の評価は、Dランク。

○○をすれば出来ると言う人の評価は、Sランク。

管理される立場から、管理する立場に変わり、そして経営者になると考え方は大きく変わりました。