(株)カスタネット、植木です。

創業時、創業後、いくつかの夢や目標が生まれましたが、5年半の短期間で不思議と達成してきました。
偶然の出会いからカンボジアに小学校を建設することも出来ました。そして、キャラクターのお菓子として『カスタ君クッキー』の販売も。。。

そして、今回、また一つ夢が達成に向けて前進しようとしています。


こんな夢です・・・
『オフィス街の四条烏丸近くに、自社ビルを建設する』
夢なので、3階建てのビルです。

1階は、喫茶店付文房具屋さん。
ただの文房具屋さんではなく、店舗の管理は授産施設に依頼して、障害者(障がい者)の雇用の場が出来ればと思ったのです。
喫茶店は、文房具を購入した場合ポイント制にして、文房具の引き取りを条件にコーヒーでも飲んでもらい、文房具の配送コストを抑えるビジネスモデルです。
勿論、喫茶店の店員も障がい者の方にお願いするのです。

2階は、当社のオフィス(普通のオフィス)

3階は、会議室のフロア
社内会議だけではなく、異業種交流会などの集まりを無料で使用できる場にしたいと思っていました。
人が集まれば、新たな人脈が構築できますし、営業的な情報、例えば会社設立や事務所の移転などを知ることが出来ると思います。
情報を入手したり、情報発信のフロアになればと思っています。

つまり、『社会貢献型のビル』です。


▼カスタ君クッキーから夢の話しが前進

ビルについての想いはあっても、取り巻く経営環境からすると夢の夢。。。

しかし、ある人にポロリと。。。
カスタ君クッキーが楽天市場で売れ始めたので、町家のアンテナショップをつくりたい』
真剣に考えて、口に出したのではなくアイデア程度でした。

すると、その方が「町家は探せば、月2万円~3万円で借りられるかも・・・」
家一軒がそんなに安く借りられるのは半信半疑でした。
とにかく、拡声器の様に出会う人に町家探しを依頼しました。

探すのに1年程度はかかると思い、焦らずに待つことにしました。
なんと! 出てくる、出てくる。。。町家の紹介が。。。
京都の人って、空家があっても不動産屋さんに出さず、知人などにしか貸さない人が多いのかもしれないなあ~。(私は京都府の丹後出身なので、ある意味、京都の人ではないのです)

お願いした人たちが、動いて頂いていたのです。 申し訳ない気持ちと感謝一杯です。

その中から、予算オーバー(オーバーと言っても激安価格)はしていても、夢の四条烏丸に近く、交通アクセスも良く、トイレがきれいな町家を候補としました。


▼契約の前に悩みが。。。

こんなに早く見つかるとは思ってもいなかったので。。。

家賃は安くても、町家の管理人はどうするのか。
管理人の人件費は捻出できるのか。具体的に町家をどう活用するのか。

そこで、最初に町家のことを教えて頂いた知人に相談しました。
「町家が見つかったのも、何かのご縁と思い、良い物件なので借りれば・・」
「借りることが決まれば、問題も解決でき、ビジネスも生まれるのでは・・・」


契約することを大家さんに伝えました。

振り返ると、ポロリと話してから、約半年間のスピードでした。


本業ビジネスも検討・実行しなければならない事が山積していますが、町家企画について真剣に考えはじめました。

知人のアドバイスの通り、契約して追い詰められると真剣に考えることができますね。

次回に続く。


『アイデアは追い詰められると湧き出る』・・・植木語録



Written by 植木 力株式会社カスタネット 代表取締役)