(株)カスタネット、植木です。

最近、メガネが流行で「メガネ男子」という雑誌が売れ、メガネをつけたアイドルも
売り出しているとか。。。
昔し読んだ本の中に、メガネをかけている営業マンが名前を覚えてもらう方法として、フレームを黒にして、メガネをかけていることを印象づける方法もある。
つまり、人と初めて会う場合の第一印象ってもの凄く大切なのです。

最初の印象が良ければ後々までも良いのですが、印象が悪いと、それを取り返すには大変で、取り返しのつかないこと少なくないのです。
それは、男女の出会いと同じように、ビジネスの世界でも全て同じです。


▼ 第4章『一つの工夫で企業イメージを変えた』

経営者の中には、本業は世間に認知されているが、新事業の認知度が低く、どうすれば認知度が向上するか悩んでおられる方も多いと思います。
それは、会社名=事業内容のイメージが固まっているからです。

もう少し具体的な話しとして、「植木鮮魚店」があったとします。名前から魚を売っていることは一目瞭然です。
ところが、この魚屋は新鮮な魚を使って、主婦向けに料理教室を開いていました。
「魚屋」が固まっているイメージで、認知度を向上させたいのは、「料理教室」です。
この料理教室は、店名(=社名)でPRすることは出来ません。そこで、名刺にそのことを表示すれば良いのです。

社名を聞いただけで、わかる業務内容は名刺に表示する必要はありません。逆にそれが先入観を植え付けて、他の業務を行っていても社名の業務しか行っていないようなイメージを与えてしまうかもしれません。
したがって、名刺には社名だけでは伝わらない、会社の特殊な『売り』やサービスを表示していけば良いのです。そうすれば、商売の可能性を広げるだけでなく、同業他社との違いも示すことが出来ます。


当社の社名は『株式会社カスタネット』この社名からは、オフィス用品の販売会社とは誰れもわかりません。
しかも、町の文房具屋さん、大手通販会社との違い。どんなビジネスモデルなのか世間に伝えるのが営業なのですが。。。
歴史のある会社なら、どんな商品をどの様に販売しているか、ベースはあるので飯しは食えるのである。


    ベンチャー企業、新規事業の難しさは、ここにありました。

社名を覚えてもらう、事業を知ってもらう、ここがビジネスの始まりであり、大きな壁で、創業された方は誰れもが経験されたことではないでしょうか。
創業当初、アスクルが伸び始めていたこともあって、「アスクルと同じような会社です」
と自己紹介をして、顧客開拓が進んでいました。
それは、その時点では良かったのですが、文房具以外の商材に力を入れ始めたときに障害が出始めたのです。
アスクル=文房具屋さんのイメージが強く、当社の扱い商材は文房具だけと思っておられるお客様が多かったのです。

『脱、文房具屋』の戦いが始まったのです。

その一つとして名刺に工夫を入れました。
第二章の通り、名刺の裏面には指にひっかかるシールを貼りました。
業務内容を文字ではなく絵で描き、文房具の絵は入れず、そのイメージを壊す「引越し作業」などです。

まとめ:名刺には社名から伝わらないことを印刷。逆に伝わることは入れない。


Written by 植木 力株式会社カスタネット 代表取締役)