私の生まれは、丹後由良です。

日本には、由良の地名が他にもあるため”丹後”がついているのであろう。
その丹後由良。三島由紀夫の金閣寺に登場していることをこの年になって知りました。
本の中で、若い駅員のことも書かれていますが、その駅員は同級生の父親だったことも、その奥さん(同級生の母親)から聞くことができました。
父親が他界して、病床に三島由紀夫の金閣寺の本があったから知ったとの事でした。。。


その丹後由良は、安寿と厨子王など歴史的なことの多い村である。
その玄関口と言って良いのが、丹後由良駅。現在は、北近畿タンゴ鉄道の赤字ローカル線の無人駅である。

三島由紀夫の時代には、京阪神からの海水浴客でいっぱいだった駅であるが、交通の手段が車にかわってからは・・人気がしない駅に変貌してしまいました。

先日、京都新聞に「由良を元気に友情ライブ」の大きな見出し。
丹後由良駅でケーキ店を営む人と京都市伏見区でライブカフェを経営する男性が、過疎の進むこの由良地区と駅舎の活性化を目指して、駅前広場で野外音楽ライブを開くとの記事であった。
(ケーキ店のことも知りました)

素晴らしいことであり、丹後由良と京都が音楽の線路で結ばれる。三島由紀夫も駅員のおじさんも天国からどうみているのであろうか~。

7月29日 13時~ チケットは千円。
075-643-7346(カフェ・ド・ゴスペル)