(株)カスタネットの植木です。

嬉しいニュースです。 加藤さんにも紹介して頂きましたが。。。


▼ 関西IT活用百撰企業に選ばれました

関西IT推進本部(関西経済連合会)がITを経営に活用し、業績を上げている中堅、中小企業を対象に2001年度から実施されており、今回は61社が選ばれました。

最優秀企業が2社、優秀企業が7社でした。
当社は入選でしたが、加藤さんの株式会社共伸技研様は、7社の中に見事選ばれました。

おめでとうございます。

詳細は ↓
http://www.it100sen.com/recommend_IT_100/announce_select_IT_100_2003.html

最優秀企業と優秀企業は、3月11日大阪国際会議場で開催される、「関西IT百撰フォーラム」で講演されるそうです。
加藤さんの出番は、14:10~です。
拝聴させて頂く予定です。


▼ 内示連絡で即質問したことは

関西IT推進本部のプレス発表は1月20日でしたが、内示の連絡は年末に入りました。

私が、即質問したことは。。。

1. 京都企業で、最優秀企業・優秀企業に選ばれた会社はありますか?
2. プレス発表の日を教えて下さい。

理由は、最優秀企業・優秀企業が京都企業から選ばれていない場合は、IT推進本部のプレス発表に合わせて、メディア向けに入選したことを発表と思ったのです。
1月中旬のプレス発表まで公開出来ないとの事でしたので諦めました。
 

カスタネットってITには関係ない会社では?

入選したことを創業時からご支援を頂いている、京都商工会議所ビジネスモデル推進センターの坂口センター長に話したところ。。。。『カスタネットって人との繋がりだけの商売で、ITとは無縁では?』

エ!!

web受注対応は行っていませんが、大手企業なみのIT技術を駆使した基幹システム(OA化)など・・話をしていませんでしたか。。。。社員数人で、年商3.5億円、在庫ゼロ、全国対応の業務をこなすには、IT技術を活用しないと出来ません。

今度、ゆっくりとお話ししますね!


▼ 優秀企業7社に選ばれた京仏具の(株)小堀様とプレス発表

咲本さんのコラムにも書かれていました、京仏具の小堀様のプレス発表にもカスタネットが登場しました。


まず、プレス内容をお読み下さい(一部、原稿を割愛しました)


『仏壇工房が小学校にカスタネット金箔押し体験を提供』 
 ‘きんぱくが 夢を広げる 子どもらの’

京仏壇京仏具製造販売の小堀は、仏壇仏具の工房の見学者に金箔押の体験ができ
るサービスを進めていますが、地元小学校の新学期から楽器のカスタネットに金
箔を張る体験教室を提供します。

かねてより見学者に「杯」に金箔を押してもらい記念に持ち帰ってもらう金箔押
し体験(一人1回500円)を実施していますが、子どもには杯がふさわしくない
ことから、子ども向けにカスタネットの内側に金箔を押してもらうサービスを始
めました。

また、同工房の地域内にある京都市立百々小学校の子どもたちに、学習の一環と
して工房の見学や金箔押し体験を提供させていただき、伝統技術の世界へのお誘
いをします。

この学習は、今年の新学期から6年生の全クラスでカリキュラムに組まれること
になりました。

なお、金箔押しができあがったカスタネットのいくつかは、オフイス用品の
株式会社カスタネット(京都市南区)植木力社長のご協力により、カンボジアの小学
校に寄贈します。日本の小学生が仕上げたカスタネットをカンボジアの小学生が
音楽学習で使っていただくことで互いの交流機会にもなり、伝統技術の体験と共
に温かい心の素晴らしさを経験していただけます。

以上。 どうでしたか?


▼ 新たな手法を身につけました。

広報を重視している京都の2社が手を結んで、新たなニュースが出来上がった瞬間です。

自社のAニュース、Bニュースを合体(A+B)すると新たなCニュースが生まれることは実証済みですが、他社のDニースと自社のAニュースを合体(D+A)により、新たなニュースになることがわかりました。
組合せ次第では、無限です。

自社の古いニュース(過去のニュース)又は、小さなニュースを他社ニュースを活用することにより、新しく、大きなニュースになります。

つまり、なんでもニュースになり得るのです!


▼ 新聞記者さん笑っていました。

阪神タイガース台車
   →黒と黄色のカスタネット
       →針千組(しんせんぐみ)
           →他社発表に便乗した金箔カスタネット

と次から次ぎへと意外性のあるプレス発表を持ち込むので、記者クラブでは有名人になっているらしい。


金箔のカスタネットに興味ある方、仏壇の購入予定のある方は 
http://www.kobori.co.jp/ ←まで!
仏壇のその良さは、咲本さんのコラム通り!

プレス発表後、昼食をご馳走になりましたので、PRします。

『京都の伝統技術に見て、触れて、体験してみて下さい。何かがちがう!』


ご馳走さまでした。。。


Written by 植木 力株式会社カスタネット 代表取締役)


(株)カスタネットの植木です。

プレス発表について、興味のある方は一読して下さい。


▼ そろそろ有料化も考えています。

知人から新聞に掲載される方法を教えてほしいと依頼が入り、プレス発表のノウハウを指導しました。
土曜日、昼間の一時間、喫茶店でコーヒーを飲みながら、事業のヒヤリングを行い、日曜日の夜中約二時間でプレス発表用の原稿を完成させました。
原稿作成だけではなく、広告宣伝などのアドバイスを行いましたので、これは経営コンサルに近いかもしれませんね。

金額はともかく、有料にした方が相手も突っ込んだ質問が出来て嬉しいかも?


▼ これも社会貢献になります。

今回のプレス発表は、カンボジア産メシマコブの販売を開始する事でした。
単にメシマコブの販売開始では、ニュース性がありません。
そこで、収益の一部にカンボジアの子供たちに届ける様に事業計画をお願いし、京都でカンボジアの地雷除去活動を行っているNGOと当社で会って頂きました。

今後、この会社のメシマコブが売れると自動的にカンボジアの子供たちが喜ぶ顔を想像すると嬉しいですね。

参考までに・・
メシマコブは、海産物ではありません。
http://www.globaleyes-kyoto.com/ ←を見て下さい。

そして、買って頂くか、お知り合いの方に紹介をお願い致します。


▼ プレス発表の原稿を原文のまま掲載します。

         有限会社グローバルアイズ
    社会貢献型事業としてカンボジア産メシマコブの販売

 健康商品販売の有限会社グローバルアイズ(本社:京都市右京区/社長:外谷
 薫)は、カンボジア産メシマコブの販売開始とその収益の一部をカンボジアの
子供たちに寄付する社会貢献型の事業を開始致します。

代表の外谷薫は、次世代の世界をより良くするには、子供たちが置かれている環
境を良くする必要があり、それが大人の責任であるとかねてから考えておりまし
た。

主婦時代の友人や親しい知人の中に、開発途上国の子供問題に取り組む活動家や、
カンボジアに文房具を贈っているベンチャー経営者もおり、いつか一人の人間と
して、社会貢献と融合した事業を行いたいと思っていました。

偶然にもカンボジアのメシマコブとの出会いがあり、今回、現地仕入れによりカ
ンボジア経済への寄与と日本国内での収益の一部をカンボジアの子供たちに寄付
できる、理想のビジネスモデルが構築出来ました。

寄付金は、同じ京都で活動しているNGO *1テラ・ルネッサンス経由で、地雷
除去や教育環境整備費用に充当致します。

*1 テラ・ルネッサンス 鬼丸昌也代表
京都市伏見区深草池ノ内町5-23 内藤マンション302 
tel.fax. 075-645-1802

■商品概要
・ 商品名:メシマダッシュ(錠剤)
・ 希望小売価格:40,000円(消費税別) 
・ メシマコブ抽出エキス製剤1錠200mg、270粒入り
・ 発売日:2004年2月1日
・ 販売形態:ネット販売及び代理店販売
・ 販売予定数:100本/月(初年度)

●会社概要
社名 :有限会社グローバルアイズ
所在地 :京都市右京区西院西貝川町30-1 A302
TEL :075-861-4767
FAX :075-861-4767
URL :http://www.globaleyes-kyoto.com/
E-mail :mail@globaleyes-kyoto.com
設立 :平成11年7月
資本金 :300万円
事業内容 :健康商品の輸入販売フランチャイズの運営とコンサルタント業務
代表者 :代表取締役 外谷 薫


▼ ちゃっかり、私の宣伝を入れました。

記者さんの頭の中に、私の名前浮かんでいたのなら最高ですが。。。


▼ 発表の成果

翌日、京都新聞朝刊の経済欄に写真付きで15行掲載されました。

http://www.globaleyes-kyoto.com/ に掲載されていますので、原稿と実際のニュースと比べて見て下さい。

参考になると思いますよ!

他にも毎日新聞からも問い合わせが入り、近々掲載される可能性が大。

Written by 植木 力株式会社カスタネット 代表取締役)


(株)カスタネットの植木です。

12月で3期目を終えることが出来、今期は飛躍の年と思っていますが、初夢に終わらない様に気を引き締めています。
本年の目標を書きましたので、お読み下さい。


▼決算数字を公開します。

 売上高:3億5500万円(対前年比121%)

 利益:集計中(数百万円の黒字予定)

この数字、多いと判断するか少ないと判断するかは難しい所ですが、私一人の力で達成したのではなく、社員はもとより、多くの方々からのご支援の賜物と思っております。

面識も無い方が、当社のことをお知り合いの企業様などに紹介して頂いておりますが、どうやって御礼を言って良いのか・・・。
全国のご支援を頂いた方に、このメルマガにて御礼申し上げます。


             『有り難うございました』 

                  そして

   『今後とも企業紹介などご支援の程、宜しくお願い申し上げます』


▼ 今期の目標

・ 売上目標 555,555,555円

・ カンボジアのトレア小学校に新校舎を建設する。

・ 日本にソーシャルベンチャーを根付かせるため、社会貢献室を設置して活動を開始する。


■売上目標は、前期の約1.6倍 5億5千万円と大きな計画を立てました。
2期の後半からはじめた工具(工場作業用品)の通販が、売上に貢献し始めています。
更に、来月にプレス発表する新事業が下期あたりから、業績に反映出来るものと期待した数字です。
(新事業の内容は、お楽しみに!)

■レーザープリンターの使用済みトナーカートリッジを財源にカンボジアのトレア小学校建設活動を行っています。
現地の子供たちのために一日でも早く建ててあげたいと思っておりますが、目標の金額までほど遠い状態です。
2本以上でしたら、提携業者が全国無料にて引き取りに伺います。
又、お知り合いの企業様などにも紹介をお願い致します。

■大手企業も設置していない“社会貢献室”を設置し、社会貢献に関する業務の集約化を図り、日本企業の中での牽引的立場の企業になれる様に活動します。


▼ 三年の年月が信用

お金(財産)も経験も顧客も仕入れルートも何も無かった(家のローンはありましたが・・)サラリーマンが無謀にも大手企業の激戦業界に参入し、三年間潰れずに存続している事が一番の信用になっていると思います。

最初は、角の多い石の座布団が年月の経過とともに、角がとれ、体になじんで来るのです。
変なもので、一度その快感を味わうと、もう柔らかい座布団には座れないと思いますね。


▼ アスクルをぶっ壊す年がやってきた。 ~~初夢~~

この三年の間は、敵も味方も倒産、撤退が相次いだ激動の年月でした。

敵の通販会社は何社も撤退、町の文房具屋さんは倒産と廃業・・・。
味方で業務提携した文具卸し問屋も倒産・・・

この事業を閃いた時は、ある程度のスピードでオフィス用品業界の激動を予感し、激動の中にこそビジネスチャンスがあると確信して創業しました。
しかし、予想を上回る早さでした。


        『激動の中にこそビジネスチャンス有り!』

何が起きるかわからない時代です!

アスクルなどの大手通販会社が町の文房具屋さんを潰しました。
今度はカスタネットがアスクルを潰す番です。

ベンチャー精神を失ったアスクルは、顧客にアスクル離れが急速に起きても手を打てない大企業病に感染している予感がしています。


▼ ビジネスのマーケティングは現場にあり!

事業を閃いた時に、机上のマーケティングをしていたのなら、こんな激戦業界には参入していませんでした。
何事でもスタートは、マーケティングと思います。

今年は、初心に戻る事と、皆様にも手法をお伝えしたいと思います。

        『マーケティングは現場にあり!』

私のマーケティング手法については、後日書きますのでお楽しみに!

Written by 植木 力株式会社カスタネット 代表取締役)


(株)カスタネットの植木です。

第13回の原稿を書いている時の閃きからプレス発表までの話しです。


▼ 第13回の原稿はキャラクターの話しでした。

原稿を書きながら、色々なカスタ君が存在している事を改めて認識し、次はどんなカスタ君と思った瞬間に閃きました!



         『新撰組のカスタ君!』

NHKの大河ドラマが始まり、京都は新撰組が大ブームになると思いました。
それは、NHKの番組を見ない私の娘が、NHKのドラマを知っていたからです。
勿論、幕末の歴史に興味があるのではなく、香取伸吾が出演するからです。

カスタ君のデザイン構想は簡単でした。
ハッピを着て、はちまきをして、のぼりを持って、刀の代わりに鉛筆!

一度見てやって下さい。
http://www.mankai.biz/ueki/index.html


ただ、順調だったのは、ここまで・・・。


▼ 誕生を世間に伝えたい。

新撰組カスタ君を世間に伝えたい。
最近、メディアコンサル(無料のアドバイス程度)を行っている立場としてはプレス発表したい・・・。
それは、自分自身へのプレッシャーでした。

新撰組のデザインだけではニュース性がなく、新聞記事にはなりません。

話題性からすると年内発表が理想、カレンダーを見ると22日の週は遅すぎるので15日の週が最後のチャンス。
15日は新聞休刊日。となると17日(水)が最適日であると判断しました。

しかし、もう日がない~。


▼ もう一つ、何かが必要

プレス発表には、もう一つ何かが必要でした!
まず、考えたのはキャラクターグッズでしたが、携帯ストラップなどを製造している会社に問い合わせると、最低でも20万円~30万円の見積でした。
グッズを製作しても、販売は出来ないと思い・・断念・・・。

次に考えたのが、PC画面上でキャラクターを動かす・・・。
これも費用と製作時間不足・・・断念・・・。



        『そうだ!販売する商品!』

販売商品で“新千円組(しん千円ぐみ=しんせんぐみ)”つまり、1,000円でセットの商品を販売することを思いつきました。
早速、当社のカタログをめくったのです。

すると、シャチハタの“潤芯マジック” を発見! 「芯千組」
しかし、1,000円セットにするには難しい・・・。

さらに、シャチハタの印鑑、浸透印から「浸千組」も考えましたが、これも1,000円セットにするには難しい・・・。

しかたなく、“しん”を辞書で調べると、“針”を発見!
やっと、完成した瞬間です。


▼ プレス内容をご覧下さい。

       株式会社カスタネット
  新撰組キャラクター誕生と販売キャンペーンを開始

 オフィス用品販売の株式会社カスタネット(本社:京都市南区/社長:植木力)
は、来年から始まるNHK大河ドラマ“新撰組”の放送に合わせ、キャラクター
新バージョンの誕生と新撰組をもじった販売キャンペーンを開始致します。

 当社の社名カスタネットからキャラクターとして“カスタ君”を創業時から広
告宣伝等に活用しており、若い女性の方を中心に各方面から好評を頂いておりま
す。
今回は、新撰組ブームを予想して新撰組バージョンを誕生させました。
今後、ホームページ、商品チラシなどに掲載し、話題性などから当社の
知名度アップを狙うものです。

 新撰組をもじった販売キャンペーンを開始致します。
針千組(しんせんぐみ)として、ホッチキス(ステープラー)5個と針1箱
(1000本)で価格を千円(1,000円)パックとしました。
つまり、針の新・千円の撰・パックの組で、もじった組合せとしております。
又、芯千組(芯に関する千円組商品)も企画中です。

■概要
・ 仕様:アイティーオー製 フラットステープラー 同色5個+針1箱
・ 色:ブルー、ピンク、グリーン、イエロー
・ 価格:1,000円(消費税、送料別)
    【メーカー希望価格500円(計2,500円)】
・ 販売期間:放送開始日(2004年1月11日)から放送終了日(約1年間)
      予定

株式会社カスタネット 会社概要
社名 :株式会社カスタネット
所在地 :京都市南区東九条南石田町5番地 京阪バス十条ビル1階
TEL :075-681-9100
FAX :075-693-4625
URL :http://www.castanet.co.jp/
E-mail :info@castanet.co.jp
設立 :平成13年1月
大日本スクリーン製造 社内ベンチャー支援制度で設立
資本金 :1,000万円
従業員数 :10名
事業内容 :オフィス文具、オフィス家具、工場作業用品、OA機器、
       日用雑貨などの販売
代表者 :代表取締役社長 植木力


以上、原文のまま


▼12月17日(水)は最適日でした。

  ここで、少々ノウハウを公開!

ニュースが少ない時ほど新聞などに掲載される確率は高くなります。
では、それをどう見極めするのか。
地元の新聞(京都なら京都新聞)の経済欄紙面をじっくり見ると分かります。
ニュースの内容が地元企業などではなく、全国的な経済ニュースが入ってきた時が狙いです。
もう一つ、経済欄紙面の下に広告が入っている時です。

経済欄紙面をこんな“切り口”で読むのも楽しいですよ!

当日、京都経済記者クラブでプレス発表したのは、たったの4社だけでした。
翌日は十数社の予定が入っていましたので、12月17日は最高の日だったと思います。


▼ カスタ君はどこに?

翌日、京都新聞朝刊の経済欄に写真付きで「針千組」が掲載されましたが、新撰組カスタ君がいない・・。
京都の新撰組経済効果の特集(いつか記事になるはず)の時に掲載される事を期待して・・・残念な結果でした・・・。


▼ 次のプレス発表のつなぎとなりました。

2月から3月にかけて、ボランティアニュースと新規事業開始の発表を予定しています。
二つのニュースとも全国紙を狙えるほどのビッグニュースです。
今回、当社から発信するニュースの変化(意外性)を記者さんに持たせるには大成功のプレス発表になったと思っています。

次回のプレス発表をお楽しみに!

PS.最近、知人の会社からメディアコンサルを頼まれることが増え、この年末年始の休み中に、2社が発表する原稿(下書き)を頼まれています。
勿論、オフィス用品の注文を頂いておりますので、無償ですが・・・。

Written by 植木 力株式会社カスタネット 代表取締役)


(株)カスタネットの植木です。

ある新聞記者さんから「異業種交流会」についてコメントを求められましたので、
今回は交流会について書くことにしました。


▼ 人との出会いで知らない世界が見えてきた

3年前まで、異業種交流会と言う言葉に無縁な人間でした。それもそのはず、19年間勤めた大日本スクリーン製造(株)のサラリーマン生活では、他業種の人と会う事もなく、会う場もなく、会う必要もありませんでした。

営業の職種だと色々な人との出会いもあったかもしれませんが、工場での購買や開発の管理(内勤)の仕事でしたので、新しい人と出会う事もなく・・・。

   今から思えば閉ざされた世界で働いていたと思いますね

それが、創業して色々な交流会に参加する事によって、多くの方々と知り合いになり全く違う社会を知り始めたのでした。

出会った人は、私の子供と同年代の若者から親以上の年輩の方まで。
職種ではサラリーマン、町工場の社長、上場会社の社長、国会議員、医者、教員、税理士、各種コンサル業、飲食店の経営、学生、主婦、リストラされたサラリーマンなど・・書ききれませんね!
癌と闘っている主婦の方もおられました。(一度しか会っていませんが)

   今の日本を色々な角度から見ることが出来ています。


▼ 成果を求めず、気楽に参加して
 
 異業種交流会に参加している人は、それぞれの目的を持って参加していると思いますが、営業目的のために名刺だけを集めに1回だけ来る人もいますね。
私も本音を言えば、会った方に仕事のアプローチをすぐにでもしたいのも事実ですが、そこは我慢し、その人との出会いを大切にして来ました。

出来る限り継続して参加することに力点を置き、他の交流会の誘いがあるとそれにも参加して・・・。
気がつくと10以上の交流会に皆勤賞で参加していました。

皆勤参加をしていると、次回の開催日を決める時に私の都合を聞かれることも多くなり、もう欠席出来ませんよね。

どの会も月に一度程度の例会がありますので、多い週は毎日状態です。
第三土曜日に集中する月も多く、朝食会、昼食会、夕食会と芸能人的なスケジュールをこなす時もあります。
しかし、交流会に参加する激務に耐えきれず、今年のはじめ頃から調整に入りました。

    ご無沙汰している皆さん!ごめんなさい!

しかし、継続して参加することで名前も覚えてもらい、事業内容も知って頂き、それが商売に繋がりはじめています。


     『何事でも継続が力です』


▼ チョット変わった交流会を紹介します。

多くの交流会は、前半がゲストか会員による講演、後半は懇親会とお決まりのパターンが殆どですが、全国どこを探しても無いと思われる交流会を紹介します。

それは、飲み食いしてもお金は要らない交流会です。

大阪の八尾にある町工場(社員もいない工場)の社長が、月1回工場を開放しています。間口数メートルの長屋的な工場で、油の匂いがする小さい工場です。

開始の挨拶も無ければ何もない。三々五々集まって来た人は、大型冷蔵庫からビールを取り出し自由に飲みながら話しをするだけです。

鉄板焼きの食材や揚げ物の冷凍食品も用意されており、交流しながら誰かが焼いたり、揚げたりしています。

何もメリットがない交流会に町工場の社長は毎月多額のお金を出しています。
それも、23年間も続いているのです。
口コミで集まった人が、工場に入れない状態になる時もしばしばです。


そんな会があるのか、狐にだまされたつもりで一度参加して見て下さい。

株式会社テルモ工業の若松社長主催(テルモ会)
電話:0729-98-4151

3年近くも通っていると、その社長に息子の様に可愛がって頂いています。
初めて参加した人が社長のところへ挨拶に行くと、こんなベンチャー経営者が来ていると紹介して頂いている様で、皆が知っているカスタネットの植木になりました。


▼ 人の出会いって不思議

カンボジアのボランティア活動で全国的に有名になったのも、交流会での出会いがきっかけですし、ビジネスのアイデアも人との出会いからだと思います。 


『人との出会いのあるところに人生とビジネスが有り、出会いのないところに は何もない。・・植木 力 』


この週刊☆ビジマの出会いも不思議です。
咲本さんから原稿を頼まれて書き始めた、私を含めた執筆者達。
知らない者同士だったものが原稿を介して知り合う事って不思議ですよね。

12月3日に京都商工会議所主催の「京都ビジネスモデル交流会」に参加したときの出来事を・・・。

仕事の都合で少し遅れて、ホテルグランヴィアの講演会場に入ると殆ど席は埋まっていました。
やっと見つけたところに座り、受付で頂いた参加者名簿に目をやり、自分が掲載されていることを確認しました。

偶然にも週刊☆ビジマに投稿している下浦さんの名前が、私の下に掲載されていましたので後で挨拶をと思いながら・・・。
一通り名簿に目を通し終わり、テーブルの上の水を飲み、左隣を見ると・・・。

どこかで見た人!  ア! 下浦さん!

この確率はどんなものですかね?


年末ジャンボもこんな調子で当たってほしいですね。
下浦さんとの劇的な出会いがあったので、年末ジャンボを買いました。

Written by 植木 力株式会社カスタネット 代表取締役)


↑このページのトップヘ